社会人になるまではお年玉やお小遣いで自分の好きなゲームを買って遊ぶ日々を送っていました。
そして年は18歳となり、高卒で社会人となりました。
理由は
「早くお金を稼いで、たくさんゲームを買いたい」
という単純なゲーマー的な考え。
そんな考えを持ちつつも、入社当初から人間関係で躓くわけにもいかない。
そう思って大人しい僕は、うまく会社の人との関係を保つために飲み会に付き合ったりもしていました。
そういった付き合いをしているうちに先輩からも好かれて仲良くなりました。
好かれるのは嬉しかったんですが、でもその先輩って遊びをよく知っている人だったんですよね。
その結果、先輩からの誘いも頻繁になり、飲み会だけでは収まらなくなりました。
ある日、その会社の先輩からの悪魔の誘いが。
「スロットいこうぜ」
真面目にゲームしかしてこなかった私にはスロットってなんだって感じでした。
断るのも印象が悪くなると思い、付いてくことに。
ですが行ってみてビックリ!貧乏を経験してきた僕にとってスロットは大切なお金を機械に入れて、メダルを回すという悪の所行にしか見えませんでした(笑)
でもやらないで帰るわけには…。
渋々、紙幣を入れてメダルを投入します。もちろん目押しなんて出来ないし、やり方はわからないので先輩指導のもと、ぎこちなくプレイしました。
でもビギナーズラックってあるんですよね…。確か打っていた台はネオプラネット。
そうすると台から大量のメダルが出るわ出るわ。
当時はそれがどれくらいのお金になるかも分かってませんでした。
結局、スロット初デビューにて大勝を納めることとなり、こんなんで大金になるんだと驚いていました。
どっぷりハマってしまうとも知らずに…。
スロットの魅力に取り憑かれる
ビギナーズラックにて大金を手にした僕。貧乏だった僕にとって衝撃の出来事です。
会社帰りにスロットでお金を稼げてしまうなんて。
それからは取り憑かれたようにパチスロ屋に通うようになって勝ったり負けたりを繰り返してたんです。
当然、スロットなんて店が勝つようになっています。
でもスロットって研究次第で天井とかゲーム数テーブルとかを知っているだけでも、うまく立ち回れば勝率が上がったりします。
そういった情報を駆使して勝てた時の攻略感がたまらなく面白かった。
スロットの魅力である
・お金を稼げる
・自分なりに攻略する
この2点が貧乏でゲーム好きの僕にピッタリとフィットしてしまい、やみつきになっていくのでした。
これから先、スロットからお金をむしり取られるとも知らずに…。
スロットの洗礼を受ける
スロットの楽しみを感じてからというもの。もう無我夢中でしたね。
来る日も来る日もスロットに行ってました。
貧乏で慎重な性格のおかげもあって最初のほうはそこまで大金をかけることもなく、負けてもそんなに大きくはなかったんです。
でも勝ってお金が手に入りだすると、だんだんと財布の紐はゆるくなっていきました。
そして負けても
「また取り戻せるだろう」
と思うようになっていきました。
危険な考え方ですね。
そしてとうとう大きな負けを体験することになるのです。
「吉宗」
こいつに夢を見て投資しつづけてやってしまいました。
9万円
当時の給料の半分を一日に溶かしてしまうという大失態。
この事件が僕のスロット至上最高負け額となり、スロットの恐ろしさを体験するのでした。
「負けたお金があればゲーム機やゲームソフトも買えてたやん」
って思うようになり、これによってスロット熱が少し冷めました。
今もスロットはしていますが、以前ほどの熱は無くなりました。
吉宗恐るべしw
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