僕のゲームスタイルの原点はこれ!


母親からの貧乏の洗礼!

子供の僕にあんな試練と洗礼が待ち構えていようとは…。

 

 

うちの家庭は貧乏でした。それによって母親から数々の洗礼を受けました。

 

今思えばそれらが僕の身に多くのことを刻んでくれたと思えますが、当時の僕はとても辛い思いをしていました。

 

 

まず最初に近所の友達に祭りに誘われたときのことです。

 

祭りとなれば当然お金が必要になります。

 

そこで母親に事情を説明し、お小遣いを要求しました。そしたら

 

 

「そんなお金はない!」

 

 

と言い放たれました。

 

それでも食い下がっているとタンスの引き出しから出してくれて

 

 

「これ持って行き!」

 

 

と小銭を渡されました。

 

「やった!」と心の中でガッツポーズ!

 

しかし浮かれているのもつかの間。

 

よく見るとなんと

 

 

謎の硬貨(笑)

 

 

使えるかも分からないし、恥ずかしくて持っていけないと泣きわめいたのを覚えています。

 

うちの母親はいったいどういった気持ちで渡したんだろ。そのままそれを握って祭りに繰り出すとでも思ったんでしょうか(笑)

 

結局無一文で祭りに行くはめになりました…。

 

 

 

他にもあります。

 

学校で家庭科の授業がありますよね?

 

家庭科で裁縫の授業があり、その裁縫箱の販売も学校で行っていてパンフレットが配られました。

 

パンフレットにはアニメキャラや小学生向けの柄の裁縫箱が何種類かプリントされてました。

 

必要なものだし当然買ってもらえるものと思い、母親にパンフレットを渡して裁縫箱がいる事を伝えました。

 

すると

 

 

「これ持っていき」

 

 

と渡されたのが

 

家で使っている「歌舞伎顔のだるまがプリントされている裁縫箱(笑)

 

大人となった今なら笑いのネタとして学校に持っていく自信があるけど、小学生の時の僕は大人しい性格です。

 

恥ずかしくてとても持っていく気になれず、泣きわめいて母親に反論したのを覚えています。

 

結局、母親にしばかれて嫌々持っていきましたが…。

 

このように僕の幼少期は貧乏の洗礼を受けたのでした。

 

 

貧乏はゲームスタイルをも変えてしまう

上にも書いたように、幼少期は貧乏生活を送っていました。

 

こうやって子供の頃に味わった苦労やコンプレックスって大きな影響を与えますよね。

 

・体のこと

・家のこと

・お金のこと

 

僕の場合はお金でした。

貧乏の場合は使えるお金が少ないからお金に対してシビアになります。買うときは慎重になりますし、逆に物を大切にします。

 

貧乏によって染み付いたケチ&慎重さの性質はゲームスタイルにも影響を与えてました。

 

・無駄なものは買わない。
・貴重アイテムは極力使わない。
・装備は充実させてから進む。

これが僕のRPGのプレイスタイルとなっています。

 

 

その影響からかファイナルファンタジーではエリクサー以上のアイテムなんて使ったことないですし、ドラクエでは世界樹の葉も使いません。

 

店に売ってないアイテムは基本使わないんです。使ってしまったら後で必要なときに後悔するかもって思ってしまうから…。

 

使えばもっと楽なのに、そのままゲームクリアしてしまうくらいケチ&慎重派です(笑)

 

 

 

ケチ&慎重だけではない

貧乏生活によって身についたのはケチ&慎重さだけではありません。

 

小学生高学年になっても家族からゲームを買ってもらえることはなく、自力でお年玉を貯めてゲームボーイを購入したんです。

 

ですがお年玉にも限界があり、本体とソフトを一つ買うのが精一杯。

 

今でも忘れません。ゲームボーイソフトの

 

 

「SaGa3」

 

 

これを自分で買ったんです。ホントにうれしかったです。

 

 

楽しくプレイしたのは良かったんですが、RPGってクリアしちゃうと終わりですよね。

 

普通ならもうやらないんでしょうけど、僕は違いました。

 

クリアしてもレベルを上げたり、ダンジョンを色々探索したり色々と遊んでいました。

 

今でこそRPGなんてクリア後の隠しボスやダンジョンなんてのが備わってることが多いですが、昔のゲームボーイソフトはそんなのありません。それでも他にゲームソフトが無いから、レベルを上げたり、キャラの育て方を考えたり、ダンジョンを隅々まで探索したりと色んな遊び方を研究してました。(よくやってたな、オイ)

 

 

こうしてゲームソフトをあまり買えない僕は、やり込みというゲームスタイルも身につけることとなったんです。

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